呪怨 ビデオオリジナル版

2000年、日本、清水崇監督作

呪われた家の物語。

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最近あまり得意でないホラー映画を何本か観てみて意外と感心したり面白かったので、日本のホラーの名作も観てみるかと思ったのだけれど感情がどん底に突き落とされた。今日の夜は嫌な夢を見そう。憂鬱。

気持ち悪い。
実話系の雑誌の胸糞悪くなるような記事を読んだ後のような気持ち悪さと言えば伝わるでしょうか。でもああいうのが好きな人もいて需要と供給があるからああいう雑誌もあるわけだし、そう思うとこういう映画も好きな人がいるんだろうなあという感想。でも俺は嫌い。

もう20年も前の映画、というかこれはビデオなんですね。劇場公開されたのはこれのリメイクってことだろうか。確かめてみる為に観てみようとう気は更々ないので永遠に謎は解けないままになるけれど一向に構わない。

白塗りの人が口開けて血だらけで出てきたらそら恐いに決まってますやんびっくりするに決まってますやん、以外の感想はない。でも20年前の作品だし大金の掛った映画でもないのだから仕方ないのでしょうか。そんなことにぶーこら言う方が無粋ってことか。

でも呪いとか怨みみたいなのって本当に気持ち悪い。なんか観ただけで心が汚染された気持ちになるから。それこそが和のテイストだろうか。でも米国製のホラーってもっとカラっとしてないだろうか。あんまりホラー詳しくないから分かんないけれど。別に邦画が駄目で洋画が良いとかそういうことではないです。念の為。しかしこのウエットな感じの恐さがジャパニーズ・ホラーの持ち味ってことなんでしょうか。

音楽もやはり不気味で、普通の街並みでさえ何か不穏な出来事が起こりそうに見える。そこら辺はホラー映画としてのテクニックを存分に駆使して客を怖がらせようとしているのにまんまと引っ掛かってるってことだろうな。この映画で使われているテクニックがパイオニアみたいなところもあるのだろうか。知らんけど。

wikipediaを見てみると呪怨クロニクルとも言えそうな続編群があるみたいだけれど確認していくつもりはないです。永遠に藪の中で一向に構わない。