デューン 砂の惑星 PART2
2023年、米国、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
惑星アラキス、皇帝とハルコネンと策謀でアトレイデス家は滅亡したかに見えたが、長子のポール・アトレイデスは砂漠の民フレメンと共に反攻を企てていた。
大作SF映画として文句なし。面白かった。
PART1も砂漠の惑星に入り込んだような没入感があって好きだったけれど、テンポがゆっくりだったのは否めない。でもこのPART2は怒涛の展開。陰謀と策略、戦闘と戦争、次から次に物語が展開していって長尺の映画だということを感じさせなかった。
SF映画の醍醐味は見たことがないような異世界をビジュアルで見せてくれることにあると思うけれど、その意味でも色んなSF的ガジェット、異教の世界、そして宇宙、と色んな世界を見せてくれた。端的に楽しい。
宮廷内での権力の駆け引きからくる陰謀と策略みたいな話は映画にすると判り難くなったりするものだけれど、観ていてすっきり入ってくる。物語の整理と脚本が上手いのだろうなと感じた。
PART2で完結だと思っていたけれど、これは続きがある感じですよね?