Mental Illness/AIMEE MANN

 

メンタル・イルネス

メンタル・イルネス

 

 

米国の女性SSW、エイミー・マンによる2017年のアルバム。
ポール・トーマス・アンダーソン監督作の映画『マグノリア』を観て、この映画の音楽がエイミー・マンによるものだと知ってからずっと彼女のアルバムを聴いてる。特定のアーティストをずっと追いかけて聴いているものって自分はあまり多くないと思うが、そんな数少ない一人がエイミー・マン

アルバムによってロックバンド的だったり、エレキギターを使わないバンド・サウンドだったりするけれど、本作はアコースティックの楽器を使ったアルバムでフォークミュージック的な雰囲気のアルバム。静かに繊細な音楽が奏でられる。

長らく、音楽を聴くのは気分を高揚させる為のものだと思っていたけれど、最近はYouTubeで海外のフォークなどを聴くともなしに聴いたりしている。アコギの音が心地良いと思える。
昔からうるさい音楽を聴き続けたら少ししんどくなることがあって、そういう時はポップなものを聴いたりしていた。それはディスコだったりハウスだったりしたけれど、それらの音楽もやっぱり気分を高揚させるもので、最近はもっと耳を休めたいと思うのか静かな音楽に興味が向くようになっている。だんだん強い音楽を受け取る力が弱くなっているのかも知れない。

そんな気分の今の自分にはとてもこのアルバムは気持ち良い。
エイミー・マンの曲ってメロディというか曲調というのは似てる、というか、どれもエイミー・マンでしかないという感じ。でも新しいアルバムが出たら聴いてしまう。
日本のaikoとかもどれも似ているようでaiko節とでもいえるようなものがあると思うけれど新曲はやっぱり新しくて耳に残ったりするので似てるかも知れない。最近amazon musicaikoを続け様に聴いてなんか分かったような気がしてるからそんなことを思うだけかも知れない。

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