日本の若手バンド3枚
ハッピーポンコツランド/キュウソネコカミ 2015年
知人が面白いというので聴いてみたけれど、その面白さは歌詞によるものじゃないですかね。確かに捻くれてて素直じゃないところは面白いとは思うのだけど、あまり歌詞を重視しない派なので、スイマセンという感じでした。好きな人が面白がるのは分かる気がします。
光/andymori 2012年
全編にわたって優しい。ボーカルの歌声が意志を感じさせる声でそれも心地よい。このバンド3ピースバンドなんですね。3人であることを感じさせない豊かさがある音楽だと思います。
From Now On/吉田ヨウヘイgroup 2013年
こういう音楽はなんと言えばよいのだろう。カテゴリー分けすることは必ずしも必要ではないけど表現するのには便利なんだけどな。器楽の音がとても格があって深みがあります。全体的に深度が深い。分かり易いPOPさがあるわけではないけれど音楽を深く愛している人に好かれる音の様な気がします。不思議な浮遊感のある音楽です。
以上、日本の若手バンドを聴いてみました。
新しいバンドってアンテナが鈍ってるのもあってなかなか引っ掛かってこないんだけど、なるべく聴きたいとは思ってる。とは言え、一人の人間が聴ける音楽の総量というのは限られてるし、先ず新譜をばかすか聴けるほどの経済力もないので欲張っても仕方ないですね。
それでもやっぱり、その時代に生れた音楽をその時代に聴くということはその時にしかできない価値があることだと思う。時代の空気と共に味わうからこそ意義がある音というものはあると思うので。
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