青春18きっぷ ポスター紀行/込山富秀 著

JRの青春18きっぷの広告ポスター集

「青春18きっぷ」ポスター紀行

「青春18きっぷ」ポスター紀行

 

 青春18きっぷというのはJR線の普通列車が1日乗り放題でそれが5回分になっている切符です。春、夏、冬と学生の長期のお休みの期間に発売されるので学生に貧乏旅行して貰おうという趣旨でしょうが大人も使えます。自分も数回利用したことがあってとても楽しかった憶えがあります。

筆者はこの広告のアートディレクターをやっておられた方です。アートディレクターという仕事が何をする人なのかはよく分かんない。監督みたいなことでしょうか。
写真はどれも旅情あふれる写真で素敵です。コピーがまたその気分を盛り上げてる。広告なので旅に行きたくなる気持ちにさせるのが目的で、その目的を見事に表していると思います。見ていると自分の旅を思い出すと共にまた旅行に行きたいという気になります。

18きっぷの旅行って良いんですよ。ただ列車に乗って移動しているだけの旅行だったりするんだけど、ローカル線の駅や車窓からの景色に風情があって。駅弁も美味しいし。列車に乗ってる間は色々考え事をしているようで何も考えてなかったり、1日座席に座ってるので「尻が痛い」と思ってるだけだったり。あと乗換がやっぱりスリリング。1本逃したら1時間待ちとかざらにあるので時刻表をめっちゃ見ます。おかげで時刻表見るのが楽しくなりました。鉄ちゃんではないので列車についての知識がなくてそこのところは損してるかなとも思います。

この夏は関西から北海道まで行ってこましたろうかしらんと思ってたけど、ちょっと断念。18きっぷの旅はちょっとおあずけ。写真集で我慢します。