ワイルド・スピード SKY MISSION

2015年、米国、ジェームズ・ワン監督

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おなじみのキャラクターたちで構成されたファミリーの面々は、前作では国際警察に悪者を捕まえる手助けを依頼されたわけですが、今回は軍(?)の秘密組織みたいなところから色々依頼されます。もう秘密戦隊っぽくなってる。
空を飛ぶ飛行機から出撃するわ、無人機からロケットで攻撃されるわ、相手はテロリストだわ、ともうどこまでこの作品はいくのでしょうか。

本作で一番大事なのはブライアンを演じるポール・ウォーカーの遺作であること。撮影半ばで交通事故により亡くなってしまいました。ポール・ウォーカーはこのシリーズでは『x3 TOKYO DRIFT』以外には全て出演していて、ドム(ヴィン・ディーゼル)とポールウォーカーの二人が主役のシリーズだったわけで、彼がいなくなると本作はどうなるのか、と言われていましたが、CGなども含めて上手くお話をまとめています。

監督が3,4,5,6と続いたジャスティン・リンからジェームズ・ワンに変わったせいもあるのか過去作からの引用や繋がりは少し薄めですが、それでも辻褄が合うように色々と仕掛けはあります。

ラストシーンでは次回作に対する繋ぎが登場するこのシリーズですが、本作ではその点は見られません。それでもポール・ウォーカーヴィン・ディーゼルの別れと回想シーンではシリーズを通して見てきた者にとっては落涙必至。こんなん泣いてまうやろの世界。

 

ということで、ワイルド・スピードシリーズの復習も済んだので現在公開中の8作目『ICE BREAK』を観に行ってきます。