ウルフ・オブ・ウォールストリート
2013年、米国、マーティン・スコセッシ監督
クズ株を売り付けるところから始まって違法な証券取引に手を染めてまで成り上がることを目指した証券マンの男のお話。
公開当時この映画の主人公の引き合いに出されたのが堀江貴文だったように金の亡者の物語。こういう我欲を充たす為に他人を犠牲にして金儲け出来る人間は好きじゃないので全く感情移入できないが、こういう人ってある種の人々を惹き付けるから手に負えない。自分の証券会社でスピーチをして社員達が歓声をあげるところなんて宗教だもんな。金という実利の御利益がある宗教だわ。
レオナルド・ディカプリオが名演でした。有名俳優はスターが役を演じているという風に見えてしまうものだけど、ディカプリオはこの主人公にばっちりはまっていた。こういうのやっぱ演技力だと思うな。