TWO NUNS AND A PACK MULE/RAPEMAN

 

スティーブ・アルビニが亡くなったという報が。享年61歳。

amass.jp

 

アルビニ関連は、よく聴いた。最初はBIG BLACK。そしてRapemanからShellac。プロデュース作も幾つ聴いたか分からない。米国のインディーバンド、SUPERCHUNKが好きになったのもアルビニのプロデュース作からだったと思う。Shellacは、ライブも見ることができた。過去のブログを検索してみると2015年だった。

augtodec.hatenablog.com

 

そんなスティーブ・アルビニとそのバンドが好きだった身としては、訃報は残念過ぎる。まだ61歳というのは本当に若い。まだまだバンドも活動中だったしプロデュース、エンジニアとして若いバンドの音をあの生々しい録音で仕上げて欲しかったとも思う。

スティーブ・アルビニの関連バンドとそのレコードの中で一番好きなのはRapemanの『Two Nuns and a Pac Mule』。これを聴く以前にすでにBIG BLACKを聴いていたけれど、『Two Nuns and a Pac Mule』は別物だった。なんだこのギターの音は!と思った。BIG BLACKは機械ビートだったのがRapemanでは生々しいバンド編成になったので、それもあるかも知れない。
収録曲の中で最高の一曲は『JUST GOD PAID』。米国のバンドZZ TOPの曲のカバーだけれど、最初に聴いたときはオリジナルだと思っていた。最高に格好良いギターサウンドとタイトなリズムで、それまで聴いたことがない音だったのを憶えている。カバー曲だと知ってオリジナルを聴いてからもRapemanのカバーの方が格好良いと今でも思っている。

スティーブ・アルビニはバンドマン、ギタリストとしても偉大だしプロデューサー、エンジニアとしても大きな仕事を成した人だと思うが、自分が好きだったのはそのインディー・スピリッツだった。大手レコード会社になびかない、自主独立の姿勢を貫いたその姿勢は真のパンクスピリッツだと思う。

Shellacの新作が5月に出るとか出ないとか。それがアルビニの音を聴く最後になるんだろうな。とても残念だ。

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