2011年、米国、ドリュー・ゴダード監督
週末を湖畔の別荘で過ごそうと繰り出した大学生の男女５人だったが、着いた先の別荘は古びた建物だった。夜になって彼等はその建物に秘密の地下室を発見してしまう。
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先般、ホラー映画の『IT FOLLOWS』を観たせいかamazon primeが、視聴履歴に基づくおすすめで、やたらとホラー映画を勧めてくる。あまりホラー映画って観ないのに。そんな理由で気紛れに観てみた一本だったけれど凄い当たり。めちゃ面白かった。
何も前知識がなく、純粋にホラー映画なんだろうなと思っていたら違ってた。でもこの映画は「違ってた」と言うことさえネタバレになりそう。
日本版の予告編をYouTubeで見てみると意外とあれもこれも分かってしまうような予告編になってるけれど、そういう知識なく観た方が良いんじゃないだろうか。幸運にもそういう観賞の仕方ができて大変楽しませて貰った。
ホラー映画もすでに歴史があって、山中の小屋に若い男女が訪れてそこで惨劇が、なんてのはもう陳腐化している筋書きだろうが、そういうのを逆手にとってる。というか壮大なホラー映画史に対するオマージュでありパロディであり、ある意味大掛かりなコント。かなり笑える部分もあったから。
味わいで言えば『CUBE』って何だかわからない部屋に閉じ込められてそこから脱出する映画があったけどあれに似た感じ。ホラーだけどそれだけじゃない面白さがある映画でした。
