スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け

2019年、米国、J・J・エイブラムス監督作

スターウォーズ9作目

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これでスターウォーズ・シリーズは終わりなのでしょうか。一応終わりっぽいけどディズニーは、新たなお話で新作を作るとか作らないとか番外編みたいなのもやるとかやらないとか、ネットのどこかで見たような読んだような気もするけど、一作目から続いた物語は一旦終わりみたいですね。

観ている間思ったのは、このシリーズに思い入れの強い人たちも沢山いるけれど自分はそうじゃないなと。だってルークがどうなろうがレイアが死のうがあんまりそこに「わぁ死んでもうた」みたいな驚きとか悲しみとかはないから。「あぁ死なはった」みたいな。あまり物語の部分には期待していないというか。誰かさんはあの人の子供だったとか孫だったとか言われても「へーそうなんや」くらいの感情の起伏しか生まれない。元々RPGとかでも「お前は百姓の息子ではなく王家の血をひく者だったのじゃ」みたいな展開は「ケッ、最後はやっぱり血統主義かよ」とか思ってしまうから。

やっぱりこの映画に求めてたのは、星間戦争という壮大なファンタジーの中で驚くような映像を提示して欲しかった、ということに尽きると思う。最初の3部作では宇宙船や四本足で歩くAT-AT、森の中を飛ぶスピーダーバイクみたいなのはメカ的に格好良かったし、映像として斬新だった。宇宙船とモンスターが出てくる映画は大好きだから。
でもそういうのも現代のCG技術が発達した映画を沢山観ている我々にはもう目新しくなくて見飽きてしまったのだろうなと思う。食傷気味。

一応全作観てるはずだけど、そんなあまり愛のない感想です。もっと驚くようなビジョンが観たかった。