ブリューゲル「バベルの塔」展@国立国際美術館
大阪中之島にある国際美術館に「バベルの塔」を見に行ってきました。
目的は、この絵です
http://babel2017.jp/images/original.jpg
凄く小さいんです。想像ではもの凄くでかい絵だと思ってた。細かいところまで描かれてる絵だから。それが実物は畳半畳くらいの絵でその小ささにびっくりした。こんなに小さい絵なのに図版でみたような細かいところまで描き込んでいるということに驚愕した。
とは言え一枚の絵をじっと見続けるということはできなかったのです。列に並んで「立ち止まらずに御鑑賞下さい」という感じで見なければならなかったのでつぶさに観察するというわけにはいかなかった。16世紀に描かれた世界で一枚の名画をみんな見に来てるわけだから仕方ない。混んでる美術展というか名画の展覧会というのはあーいう感じなんですねというのがよく分かった。
他にも16世紀のオランダ絵画が沢山見られて、中でも良かったのは作者名不詳で「枝葉の刺繍の画家」と呼ばれている作者の『聖カタリナ』。なぜか清々しい気持ちになる絵でした。
File:Master of the Embroidered Foliage - St. Catherine.jpg - Wikimedia Commons