インスタント沼

2009年、日本、三木聡監督作
売れない雑誌の編集者の主人公は、雑誌が休刊になり母親は昏睡状態になり仕事も辞めてしまう。母親の昔の手紙から、生まれる前に生き別れになった父親らしき男をみつけるが・・・

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軽い日本映画をと思ったら想像を超えて軽かった。コメディ映画なのだが、何ひとつ全くこれっぽっちも完膚無き迄に内容はない。バカ映画といって差し支えないと思う。麻生久美子を愛でるだけの映画なのかと思いながら観ていたが、あまりのくだらなさに所々可笑しい。くだらなさを突き抜けると笑いというのは起きるものだ。物語を追う必要もないし、何か教訓めいたことなど感じるはずもない。ただただミニコントが繋がっているような感じだが、あまりの空虚さが次第に気持ち良くなってくる。夏休みで時間をもてあましている感じ、無職でやることもなく町をぶらついてる感じ、全ての無駄な時間の記憶が蘇ってきてその一点において心地よい。

何か無駄な時間だったような気もするけど楽しかったのかもしれない。