MARQUEE MOON/TELEVISION
ニューヨークパンクの名盤、1977年のアルバム
名盤と云われるものでも聞いたことがないものは結構あるわけで、聴いておかないと、と思っていたけれど中々手が出なかった、そんな1枚。
聴いてみてどうだったかというと、うん、何も感じない。何も感じないと言うと言い過ぎだけれど、名盤と謳われる意味はよく分からない。あー昔のロックだなぁとは思うのだけれど、同じ年にSEX PISTOLSは『Never Mind the Bollocks』を出しているわけで、USとUKのパンクはここまで違うのかと思う。同時代のダムドやクラッシュは聴いて好きだったのだけど、それに比べるとずっと大人向けのロックだなとは思う。いわゆるパンクという荒削りさや粗野なところは微塵もなくてとても知的な感じがする。
やはり時代性なのか。同時代に聴けば衝撃的だったのだろうか。パンク以降のニューウェイブのバンドだと言われればそのまま信じてしまいそう。これを聴いて分かる能力がないのだろうか。
うーん。時間をおいてもう一回聴いてみるかも。