山口組 分裂抗争の全内幕/西岡健介 他 著

暴力団山口組から神戸山口組が分裂したその真相に迫る本。
ツイッターで、この本の中の鈴木智彦さんの文章が凄い、というのを見かけて読んで見ました。

山口組 分裂抗争の全内幕

山口組 分裂抗争の全内幕

 

 うん、確かに文章が硬質でゴツイ。ヤクザについての書籍なのだから、そう思うのかも知れないが、文章がゴツゴツしている。そう思うのって多分カタカナの言葉が殆どでてこないからじゃないかな。一か所だけ「エビデンス(証拠)」って言葉が出てきたけど、その手の言葉が殆ど出てこない。そういう言葉を多用する人とか文章って大嫌いなんだけど、今時はそうも言ってられないので諦観をもって接しているのですが、本書はそういうのが全然出てこない。意識高い系とかの人はこういう本を読んで日本語を勉強するべきではないでしょうか。

内容は、誰と誰が反目していて、でも彼と彼は杯をかわしていて、でもこっちとあっちは長年の不満があってとか、そんな話。こういうのって興味ないんだわ。なんとか島耕作みたいなのも派閥の話とかがあったりするけど、みんなこんなの好きですね。俺、全く興味ない。ヤクザなんか弱いもんいじめのカスだもん。