太閤道

登って来ました。
太閤道は大阪北部の高槻市から若山(標高315m)の山頂を通って島本町へ抜ける山道です。明智光秀討伐の為に西国から京へ上る秀吉軍が街道を迂回する為に通ったと言われていますが、正史には記録としてなく真偽のほどは分からない、そんな道です。

スタートはJR高槻駅、登山口までは市街を歩いて30分ほど。登山口付近は新名神の工事で大きく山肌が削られていた。別段、環境保護派でもないけど痛々しいスね。
小さな沢沿いの道から雑木林の中の道を登る。廃寺跡があり楓の若葉が綺麗。

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さらに緩やかに登って尾根道に辿り着くと後はなだらかで、あっと言う間に展望場所に着く。登山口からは1時間ほど。ここで昼食。


少し行くともう一つの展望場所に。写真は淀川の三川合流点で左から、嵐山からの桂川、琵琶湖からの宇治川、三重からの木津川。右の緑の丘は石清水八幡宮のある男山。

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近くでは山桜がまだ咲いていた。

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そこから少し行くと一気に下り。シイの樹林を抜けると神社の境内に出て、住宅街を抜けるとJR島本駅に到着。駅からは今登って来た山が見渡せてちょっと達成感。
天気が良くて木々の若葉の緑が綺麗な山歩きでした。