ジョン・ウィック:パラベラム

2019年、米国、チャド・スタエルスキ監督作

凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは組織のルールを破ったことから追われる身になる。

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全編画面が美しいです。雨のニューヨーク、モロッコカサブランカ、そして砂漠、全ての景色が色彩鮮やかで見とれてしまいます。その中で超絶ガンアクションが繰り広げられる爽快感。

1作目の共同監督であるデヴィッド・リーチ監督作のシャーリーズ・セロンが女スパイを演じた『アトミック・ブロンド』もそうだったけれど、妙に街の景色が美しくて、両監督はアクションを撮ることと共に映像としての美しさも目指している感じがします。

ニューヨークの市内をキアヌ・リーブスが馬に乗って逃げ回るシーンはアクション映画の痛快さと都会の中を馬が駆けるという非現実感が混濁して一番素敵なシーンでした。

本作はジョン・ウィックシリーズの3作目ですが映画が始まってすぐに2作目を見ていないことに気付きました。予習不足。多分予告編とか見過ぎて観た気になってただけだと思います。