電車に毎日乗っていると吊り広告というのは目に入るもので、その中に『高野山1dayチケット』という広告があって少々気になっておりました。
高野山って凄く遠いところみたいだけれどこのくらいの往復交通費で行けるのか、と思って、お盆休みだし行ってみるか、ということで行ってみました。
南海電車で難波からの道中は、大阪の郊外を走る私鉄という風情でさして感想はないものの、和歌山に入って橋本駅から高野山への入り口、極楽橋駅までの道中は山中をぐんぐん登って行く鉄路でちょっと感動した。阪急にも阪神にも京阪にもあんな路線はないもの。南海電車偉い。
で、終点の極楽橋駅に着いて
ケーブルカーに乗るのです。
もの凄い急斜面を登って行くので天空の仏都へ行くという感じがする。
ケーブルカーを下りてバスに乗ると急にひらけた町に至るという感じ。大袈裟に言うと異界に紛れこんだ、くらいのトリップ感がある。
で、金剛峰寺
お庭が綺麗
壇上伽藍の金堂
同、西塔
そして本来はここが入口なんじゃろな、という大門
大門を守護している恐い人
奥の院の途中にはお化粧したお地蔵さんが。このお地蔵さんにお化粧してあげると綺麗になれるとか。
ということで高野山内の路線バスも乗り放題だったので駆使して右往左往して堪能したのでした。
しかし今なら電車とケーブルカーで容易に辿り着く場所なれど、その昔は人も寄せ付けぬほどの山中であったでしょうにこれだけの町ができあがるって凄いことだと思います。歴史をもうちょっと勉強すべきだと思った。
経路の間なら途中下車してもよい切符だったので久しぶりに心斎橋などに寄り途してみてレコード店で素敵なレコードを手に入れました。
最高。