第三回文学フリマ京都

京都の平安神宮の傍、みやこめっせという所で行われた『第三回文学フリマ京都』という催しに行ってきました。文学系同人誌の展示即売会と呼んでよいのでしょうか。そんな感じです。

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会場には沢山のブースがあって、各テーブルの上には色んな本が並んでいました。同人誌の即売会というものに初めて行ってみて、こんなに沢山の人たちが自分たちの本を作っていてそこに訪れる人がこんなに多いのかというのにびっくりしました。
一番驚いたのは、こんなにしっかりした本が作れるんですね、ということで、大手出版社の本と変わらないような立派な製本の本も沢山あった。行く前にはホッチキスで閉じたようなコピーで作った本が並んでいるのだろうかと思っていたので凄く感心した。

会場の一角には見本誌が置かれているコーナーがあって、展示されているの本の中身を見たり読んだりすることもできる。各ブースでも見本の冊子やプリントを配ってくれたりブース前で見本誌を見たりすることもできるという感じでした。小さな豆本なんかもあって見てるだけで楽しかったのです。
なんとなく気になった3冊ほどを買ってきたのですが、もっとお小遣いを持って行くべきだ。欲しいと思うものは他にも沢山あったから。

小学校の時にノートに書いた自作の漫画やお話をホッチキスで綴じて小冊子みたいにして作ったことがあったけれど、本を作る楽しみというのはあれが原点だろうな、と思いつつも、本にして自作を販売するということにはやってみないと分からない喜びがあるのだろうな。小説の本が多かった印象だったが、今はネットの小説投稿サイトもあるから自分の書いた物語を発表することは気軽にできるけれど、あんな風に本にするということはまた違う重みがあるだろうし。やはり行動して自分で何かを作るという喜びを持ってる人は偉いなあと感心したのでした。