- アーティスト: Truckfighters
- 出版社/メーカー: Fuzzorama
- 発売日: 2014/07/08
- メディア: CD
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TRUCKFIGHTERSはスウェーデンのバンド、2001年結成でこのアルバムは2005年作です。ジャンル的にはストーナー、デザートロックと呼ばれるジャンルだと思う。ゴリゴリとした疾走感があって、ハードロックを現代版に更新したロックンロールを聴かせてくれます。
アルバム中で一番のお気に入りはこの曲
マンハッタン・プロジェクトというと第二次大戦中の原爆開発のことで歌詞もそのことを婉曲的に歌っている。そういう作り手が伝えたいことを言葉として受け取るのも良いとは思うけれど、やはりこの曲のやるせなさとムカツキと怒りによる駆動力を感じたい。
こういう乾いた空しさや憤りみたいなのは中々他のジャンルでは表現できないんじゃないだろうか。例えばクラシック音楽ではこういう情感は表現できない気がするし、レゲエだったらどうだろうかとも思う。そのジャンルで描き出す悲しみや怒りというのはあるとは思うけれど。そう思うとある情感を音楽で描き出すのにはやっぱり曲調というのは大事で、それによってジャンルが分化したということはあるよな。とか。
でもあんまり何も考えずに聴きたい。ただただ格好良い。
TRUCKFIGHTERS LYRICS - "Gravity X" (2005) album