紀伊半島をぐるっと一周してきました。
だいたいこんなルート。車です。
関空までが遠いんですよね。でも関空過ぎたらすぐ和歌山。和歌山城の横を通りました。
和歌山市は三方を山に囲まれて海に開けている空が広くて静かな町という雰囲気。一度ゆっくり散策してみたい感じがします。
紀三井寺、有田、御坊とどんどん南下して行って
少しずつ海が見えてきました。
南紀白浜で温泉に。誰もお客さんいなくて貸し切り状態だったので浴場をパチリ。海が見えるお風呂で、海水が混じってるのかしょっぱいお湯。気持ち良いです。外湯めぐりというのもあるみたい。
海が見える海岸沿いの42号線をどんどん行きます。夕景の海が綺麗。
南端近く、すさみ町の道の駅で車中泊。寝袋にくるまって寝る。意外と寒かった。
2日目の最初は南端、串本を通過して、熊野那智大社へ。結構な山奥なんですよ。
お社から滝が見える。那智の滝とセットなんですね。来るまで知らんかった。
那智の滝は、これ以上ないというくらいの荘厳な滝でした。大昔の人がこの滝を見つけた時に「ここには神様がおるんちゃうかな」と思ったのは分かる気がする。そうじゃなきゃこんな山奥にあんな立派な神社を作らないだろうな。
紀伊半島の南東岸をどんどん行きます。海が綺麗なんですよ。
海岸から離れるとこんな山ばっかです。
志摩半島へ。この辺りの海岸は、こんな風に小島が見える景色。
南伊勢町の伊勢現代美術館という美術館に寄ってみました。展示点数も少ない小さな美術館でしたけど、屋外展示の彫刻作品なんかもあって凄く可愛い美術館でした。
国道を離れて県道を進む。ほんまにこの道行けるんかな?というくらい心細い道でしたが、開けたと思うとそこは
伊勢神宮内宮の正面にどーんと出ました。さっきまでの荒れた道が信じられないくらい真正面に出てきたんですよね。不思議な感じでした。
伊勢神宮は初めて来たんですけど、凄いですね。神々しいのを通り越して怖い。宗教施設って神様の威厳を誇示する為にそれなりの演出があると思うんだけど、その演出が行き届いてる様が恐ろしいほど。西洋の教会とかだと偶像や彫刻、宗教画といった具体的なイメージで装飾する部分もあるのに、ここは場所の空気と建築物の威厳でそれを醸し出してる。あの規模にも空恐ろしいものがありました。
伊勢神宮外宮もお参りしてきました。こちらは随分と人が少なかったです。
伊勢の辺りはうなぎ屋さんが多い気が。うなぎ大好きなのでこの旅行で唯一まともな食事を。
伊勢から松阪、津という辺りは開けてる印象。広い平地があると栄えるもんだなという感じがします。でも国道沿いの風景はどこに行っても同じですね。家電量販店、ユニクロ、ホームセンター、そしてパチンコ屋。何処に行っても変わりません。
津からはR163を爆進して伊賀を通って帰って来ました。
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和歌山って海のイメージしかなかったんですけど、海の傍はすぐ山で平地が凄く少ない印象。山また山という感じでイメージがだいぶ変わりました。紀伊半島の真ん中あたりの山中もその内散策したいです。
走行距離は700km弱。楽しかったけど疲れた。