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COSMIC EXPLORER/Perfume

パフュームの最新アルバム

COSMIC EXPLORER

COSMIC EXPLORER

 

 『GAME』から聴き始めて『⊿』『JPN』『LEVEL3』ときてるんですが、本作を聴いた感想は「あ、また変わった」という感想です。何が変わったかというと音色。Perfumeのアルバムは音楽を構成する音色がどんどん変わっていってるんですよね。

音楽における音色ってとても重要で、そのジャンルを表す記号のような意味さえある。例えばバンジョーが鳴っていたら、それはもうカントリーのように聞こえる。ドラムは汎用的な楽器だけど、HIPHOPで使われるドラムの音色とパンクで使われるドラムの音色は全然違う。テクノでもミニマルテクノとアゲアゲトランスで使われる音色は全く違う。どれもそのジャンルに属した音色を奏でている。
それは、そのジャンルが醸し出す空気を表現する為にある音色に収束していくのだと思うけど、ミニマルテクノとアゲアゲトランスはどちらもダンスミュージックでも表現しているものが違うから音色が種族のように分派していく。

Perfumeは、アイドルソングというジャンルとエレクトリックミュージックというジャンルに跨ってて、どちらをも引き寄せてる感じがする。そして、その音色はアルバムを重ねるごとに高級感を増してきていて、『GAME』と『LEVEL3』を聴くと音色が違ってるのが良く分かる。
本作はその音色の高級感が荘厳みたいなところに突入していってる感じがします。キラキラした音より広がりがあって格のある音みたいな感じ。
とはいえアイドルソングとしてのPOPさは兼ね備えていて、そこら辺がやっぱり楽しいんだろうな。

常々、Perfumeのアルバムジャケットってもう少しなんとかしようがあるんじゃないかと思ってるんだけど、みんな満足してるのだろうか。