インドネシアン・ノイズの中心人物と紹介されるSODADOSAことクリスナ・ウディアタマの作品。Asian Meeting Festival 2016にも招聘されて演奏していました。そのライブの物販でゲットしたCD。
大友良英さんとdj sniffさんがラジオ番組JAMJAMラジオの中で彼の音を評して、シャープで繊細、音が作り込まれていて非常に音楽的だと仰っていました。
その通りに、重い地面がうねるような音から始まって地獄を見て回るような暗黒ノイズが繰り広げられます。パワーで押し切るだけでなく色んな展開、音色を聴かせてくれて、ノイズ版地獄八景亡者戯といったところでしょうか。勢いだけでなく作り込まれているという部分に非常に納得。
ジャケットには発掘されたような骨の写真が使われています。この骨たちは何を意味するのでしょうか。何かの虐殺の跡でしょうか。政治的なメッセージが込められているのかも知れません。
