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セッション

デイミアン・チャゼル監督作、アメリカ、2015年
ジャズドラマーを目指す主人公は音楽学校に入学し教授に抜擢されるが厳しい指導に会う、というジャズ映画。

教 授にスパルタ指導され、それに主人公は喰らい付いていくが理不尽なほどにしごかれ挫折するも再起する。ラストは2人が和解するのか、教授に復讐を果たすの かといったストーリーで、教授は戦争映画の鬼軍曹のよう。何をやっても駄目出し、無茶な要求、どう答えればいいのか分からない質問、手が出る等々で劇中で も指導方針が問題となる。

仕事でもこういう人居ますよね。スパルタなのかイジメなのか分からないくらい厳しい人。2種類居ると思います。 仕事の完成度を求めて滅茶苦茶厳しい人と仕事上で厳しい風を装ってサディスティックなだけの人と。見分けるのは難しいけど、前者は仕事が要求される質にな れば関係は改善すると思う。経験上。
映画の中の鬼教授がどっちの人かはネタバレになるので自粛します。観てみて下さい。

映像は暖 かい色調でハリウッド映画とは違うアメリカの印象を見せてくれます。ロングショットが殆ど無く、顔や演奏する手や楽器がなどアップのシーンが多用されるの は、低予算映画なので大掛かりなロケやセット撮影が出来ないことからじゃないかと思うけど、そのせいで密室的で狭い世界を描いている印象を受ける。ただそ れが、演奏という職人的技量に修行するように取り組む姿と重なって功を奏していると思う。

劇中、ジャズミュージシャン(?)の名言として「無能なヤツはロックをやれ」みたいな言葉が出てくるんですが、こういうこと言うからジャズの人は怖いんよね。