Mohlam of Siiphandom/Wannaa Keopidom

ラオスの民謡、モーラムの歌唱集。
ケーンというラオスの笙(しょう:管楽器の一種)をバックに奏で られる歌。なんだか沖縄の音楽に似た響きを感じて、連続カチャーシーという沖縄の民謡を思い出した。ただ、歌というよりは朗唱という感じで、楽器に合わせ て節をつけて話しているという感じ。その意味で言えば浪曲浪花節みたいなものか。
ケーンの響きはシンセサイザーのよう。日本の笙を生で聴いた時もそう思ったから、どこか遠くでの親戚なんでしょうね。
ケーンの演奏は、雅楽で聴かれる笙に比べてとてもリズミカル。民族音楽は南に行くほどリズムが強調されるような気がするけど、どうなんでしょう。