LAヴァイス/トマス・ピンチョン 著

行方不明になった不動産の大物とその愛人である元カノとを探す探偵の物語

LAヴァイス (Thomas Pynchon Complete Collection)

LAヴァイス (Thomas Pynchon Complete Collection)

 

 読了。
漸く読み終えた。どうにも読書が進まなかったの は、登場人物がバカスカ出てくることやアメリカの習俗や物事の固有名詞が頻出するのでその意味するところ背景を知らないというのが原因だと思うけど、文章 に含まれる情報量が多いのではなかろうか。これは作者の問題ではなくて、こっちの理解力が追いついていかないという話。ピンチョンは『重力の虹』も『メイ スン・ディクスン』も読み終えることが出来なかったので、自分にはハードルが高いのだと改めて認識した。

そんな本を何故読んだかというとこれの原作だからです。

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ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『インヒアレント・ヴァイス』
薬中のダメ人間の話だし、あの多彩な登場人物をどう料理するのかというのも興味津津。
予習ばっちり。楽しみにしてます。