読書

東京瓢然/町田康 著

東京、若しくは近郊で瓢然と旅することを目指して町をうろうろする随筆集。 東京飄然 (中公文庫) 作者: 町田康 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2009/11/24 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 18回 この商品を含むブログ (18件) を見る 町田康の『…

告白/町田康 著

河内音頭で歌われる、明治期に起きた「河内十人斬り」と言われる事件を題材にしたお話。 告白 (中公文庫) 作者: 町田康 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2008/02/01 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 184回 この商品を含むブログ (138件) を見る …

大日本帝国の興亡/ジョン・トーランド 著

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: ジョン・トーランド,John Toland,毎日新聞社 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/06/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 日本が中国に進出し、2発の…

この世にたやすい仕事はない/津村記久子 著

前職で仕事に燃え尽きて退職してしまった女性が、短い期間での少し風変わりな仕事を転々とするお話。 この世にたやすい仕事はない (新潮文庫) 作者: 津村記久子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/11/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 主人…

コンビニ人間/村田沙耶香 著

コンビニバイトの女性を主人公にした芥川賞受賞作。 コンビニ人間 (文春文庫) 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/09/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 今『大日本帝国の興亡』という本を読んでる。文庫本だけど5巻…

セミオーシス/スー・バーク 著

環境破壊と戦争で荒廃した地球を十数人の人々は後にして宇宙に旅立ち、158年の冷凍睡眠を経て地球型惑星に辿り着いた。しかしそこには知性を持つ植物が住んでいた。 セミオーシス (ハヤカワ文庫SF) 作者: スーバーク 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019…

徹底検証 日本の右傾化/塚田穂高 編著

現在の日本は右傾化していると言われるが、それらは現状どのようになっているか、どのような経緯を辿り今に至るのかを検証する。 徹底検証 日本の右傾化 (筑摩選書) 作者: 塚田穂高 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/03/14 メディア: 単行本(ソフト…

日本再興戦略/落合陽一 著

学者で芸術家の落合陽一さんが日本国家が再び隆盛するための考えを述べる本 日本再興戦略 (NewsPicks Book) 作者: 落合陽一 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/01/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る ちょっと前に 落合陽一×古市憲…

極私的2018ベスト

年末なので ■映画 『立ち去った女』 augtodec.hatenablog.com フィリピン映画というものを観たことがなかったけれど、この映画の、というか映像の余韻がずっと心の中に残っている。4時間ほどの映画だけれどもう一度観たい。しかしこういう映画はアマプラには…

ことばと国家/田中克彦 著

ことばと国家にまつわるあれこれ ことばと国家 (岩波新書) 作者: 田中克彦 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1981/11/20 メディア: 新書 購入: 7人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (30件) を見る 面白く読んだ。 言葉は国家が生まれる前からあり、使…

図書室/岸政彦 著

大阪で暮らす50代になる独り身の女性が、小学生時代に図書室で出会った少年との思い出を回想する物語。 新潮 2018年 12 月号 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/11/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る ミシマ社の『K氏の大阪弁ブンガク論』…

学校で教えてくれない音楽/大友良英 著

学校の音楽の授業では習うことのない音楽、そして音楽の楽しみとは何かについて 学校で教えてくれない音楽 (岩波新書) 作者: 大友良英 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2014/12/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (11件) を見る 大友良英さんは子供…

ゲームの王国/小川哲 著

カンボジアで生まれた二人の秀才は、クメール・ルージュが政権を奪取する前夜、出会いそして離れ離れになって成長する。彼と彼女は一瞬の出会いで体験したゲームの公正さを大人になって実現しようとする。 ゲームの王国 上 作者: 小川哲 出版社/メーカー: 早…

お盆の間に読んだり見たりしたもの

K氏の大阪弁ブンガク論/江弘毅 著大阪弁を駆使する作家たちの著作を取り上げ論じる本。 K氏の大阪弁ブンガク論 作者: 江弘毅 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2018/06/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 取り上げられてい…

独裁者のためのハンドブック/ブルース・ブエノ・デ・メスキータ&アラスター・スミス 著

独裁者は如何なる動機、如何なる方法で国を統治しようとするかを考察する書籍。 独裁者のためのハンドブック (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) 作者: ブルース・ブエノ・デ・メスキータ,アラスター・スミス,四本健二,浅野宜之 出版社/メーカー: 亜…

美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道/春日太一 著

岩下志麻さんにインタビューし、過去の出演作からその女優としての経歴をひもとく一冊。 美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道 作者: 春日太一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/02/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 「好きな女…

東の果て、夜へ/ビル・ビバリー 著

ロス・アンジェルスの片隅でギャングの一味として麻薬を売買する「家」の見張りを担っていた15歳の黒人少年イーストは、ボスに命じられて組織の邪魔になる男を殺す役目を命じられる。4人組となった少年たちは北米大陸の東へ人を殺す旅にでる。 東の果て、夜…

コードネーム・ヴェリティ/エリザベス・ウェイン 著

第二次大戦時、ナチス占領下のフランスに潜入していた英国の女性スパイが囚われる。ナチスによって過酷な尋問を受ける彼女は、尋問に応える代わりに小説めいたものを書き始める。それは彼女の親友である民間飛行士の女性パイロットの物語だった。しかしその…

明るい夜にでかけて/佐藤多佳子 著

トラブルを抱え大学を休学し、生活をリセットする為に親元から離れて深夜のコンビニで働く主人公の男子は深夜ラジオのファンで、かつてはちょっと名の知れたハガキ職人だった。彼の元へ同じく深夜ラジオ好きの級友や風変わりな女子高生、ニコニコ動画で歌を…

アベノミクスによろしく/明石順平 著

アベノミクスに関する批判的解説本。 アベノミクスによろしく (インターナショナル新書) 作者: 明石順平 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル 発売日: 2017/10/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 残念ながら経済に関する文章を読んでその…

オービタル・クラウド/藤井太洋 著

2020年の日本、流れ星の観測サイトを運営している青年は、イランの打ち上げたロケットの切り離された2段目の残骸<サフィール3>が大気圏に落下することなく高度を上げていることに気付く。これを切っ掛けに国際的な事件に巻き込まれていく。 オービタル・ク…

極私的2017ベスト

毎年書いてるので今年も。■映画『LA LA LAND』 augtodec.hatenablog.comもうこれしかないでしょう。楽しくてしょうがない映画。音楽と踊りによる映画の楽しさを追求した作品として映画史に残る作品ではないでしょうか。サントラもずっと聴いてるから。そんな…

良いテロリストのための教科書/外山恒一 著

現代のファシスト、外山恒一氏が語る日本の新左翼史。 良いテロリストのための教科書 作者: 外山恒一 出版社/メーカー: 青林堂 発売日: 2017/09/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 外山恒一氏を2007年の東京都知事選で…

大阪的/津村記久子・江弘毅 著

大阪在住の作家、津村記久子さんとMeetsRegionalの元編集長、江弘毅さんが語る大阪について。 大阪的 (コーヒーと一冊) 作者: 江弘毅,津村記久子 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2017/03/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件…

誰が「橋下徹」をつくったか/松本創 著

一介の弁護士から大阪府知事、大阪市長を歴任し、今もその発言が話題になる橋下徹という政治家のメディアとの関係を描くノンフィクション。 誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走 作者: 松本創 出版社/メーカー: 140B 発売日: 2015/11/13…

感情化する社会/大塚英志 著

感情化する社会 作者: 大塚英志 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2016/09/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 文芸批評のような本で、端的に言えばつまらなかった。 文芸を通して社会を見ることを否定はしないが、現…

極私的2016ベスト

年末なので今年のベストを ■映画『インサイド・ヘッド』 augtodec.hatenablog.comいきなり2015年公開作品でビデオ鑑賞なんですけど、これを挙げずして2016は語れない。もうボロ泣き。落涙。嗚咽。泣き過ぎて最期の方はしゃっくり。それぐらいの涙。ピクサー…

いま世界の哲学者が考えていること/岡本裕一朗 著

書名の通り、世界の哲学者たちは今どんな問題に取り組んでいるのかを紹介する本。 いま世界の哲学者が考えていること 作者: 岡本裕一朗 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2016/09/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 目次を列記する…

きみの言い訳は最高の芸術/最果タヒ 著

詩人である著者による随筆集 きみの言い訳は最高の芸術 作者: 最果タヒ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/11/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 少し前にとある音楽家が「音楽に罪は無い」とtwitterでつぶやいていた。確かに罪はな…

軽率の曖昧な軽さ/中原昌也 著

中原昌也の最新小説集 軽率の曖昧な軽さ 作者: 中原昌也 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/01/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る とても心地よい小説群でした。ぽかぽかとしたお昼間の柔らかい日差しが差し込む居間で、エス…